「アニメ好きにおすすめのVODは?」「邦画を観るなら?」「洋画観るなら?」「お笑い好きは?」「コスパ最強は?」などなど、
目的ごとのおすすめ動画配信サービス(VOD)を紹介します。
話題作を観るなら【Netflix】だけでOK
話題作を確実に抑えたいなら、Netflixがおすすめ、というか必須です。莫大な予算をかけ世界中で作品が作られているため、量と質で他の追随を許しません。
- 「梨泰院(いてうぉん)クラス」
- 「愛の不時着」
- 「全裸監督」
- 「ストレンジャー・シングス
未知の世界」
などなど、ここ数年大きな話題を集めたコンテンツは、ことごとくNetflixのオリジナル作品。
また、Netflixは韓国の映画やドラマに巨額の投資をしています。今後も、「梨泰院クラス」や「愛の不時着」級の話題作が出てくる可能性が高いです。
アニメ好きも【Netflix】がおすすめ
Netflixは日本のアニメにも注力しています。 Netflixでしか観ることができないオリジナルアニメも爆増中。
日本では、視聴ランキング上位をアニメが占めることが普通ですが、台湾やフランス、イタリア、チリなど、世界中で同じような現象がおきているそうです。とくに「バキ」が人気なんだとか。
それに伴い、2021年はNetflixオリジナルのアニメが量産されます。
- 「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」
- 「リラックマと遊園地」
- 「スプリガン」
- 「極主夫道」
- 「バイオハザード:
インフィニット ダークネス」
などなど、ほかにも話題作の公開が控えています。もちろん、
- 「鬼滅の刃」
- 「呪術廻戦」
- 「進撃の巨人」
など、テレビ放送の人気アニメも視聴できます。
暇つぶしなら【Amazonプライム】で充分
「これが観たい!」といった強いこだわりがないのなら、価格の安い『Amazonプライムビデオ』がおすすめです。月額500円、年間契約なら4,900円です。
邦画、洋画、ドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、バラエティ、どのジャンルの品ぞろえも悪くありません。
ただ安いだけではなく、
- ドキュメンタル
- バチェラー・ジャパン
- 有田と週刊プロレスと
- THE BOYS
などなど、Amazonプライムでしか見られない、人気のオリジナルコンテンツも増加中。
Amazonユーザーなら入って損なし
Amazonプライムビデオの見放題は、「Amazonプライム会員」の特典の一つです。Amazonプライム会員の特典は他にもいくつかあります。
- お急ぎ便、日時指定無料
- 配送料無料
(Amazonから発送される商品) - 無料で電子書籍が読める
- 無料で音楽が聴ける
などなど、さまざまな特典があり、これらがすべて月額500円で提供されます。
お笑いライブは【U-NEXT】
- 東京03
- ラバーガール
- バカリズム
- サンドウィッチマン
- ナイツ
- バイキング
- ハナコ
などなど、人気芸人の単独ライブの映像が見放題です。ピン芸人の祭典「R-1グランプリ」もU-NEXTが独占配信しています。
ちなみに、吉本はまだ動画配信サービスに積極的ではないようで、現状ではDVDに頼らなければならないのが残念です。
日本映画は【U-NEXT】が最強
コンテンツ量はU-NEXTが断トツで、邦画の品ぞろえもいい感じ。
- 是枝裕和
- 岩井俊二
- 西川美和
- 今泉力哉
- 堤幸彦
- 行定勲
- 園子温
などなど、現役の人気監督の作品も圧倒的です。
- 小津安二郎
- 黒澤明
- 成瀬巳喜男
- 大島渚
など、日本映画の歴史を彩る監督の作品も豊富。個人的には、ミニシアター系の良作が充実しているのも嬉しいところです。マイナーな作品を積極的にラインナップに加えているのは、今のところU-NEXTだけです。
海外映画も【U-NEXT】が強い
- スタンリー・キューブリック
- スティーブン・スピルバーグ
- クリストファー・ノーラン
- マーティン・スコセッシ
- リュック・ベッソン
- ティム・バートン
- ポン・ジュノ
などなど、海外の人気監督の作品数もU-NEXTが強いです。誰もが知っている名作の品ぞろえはもちろん、あまり知られていない初期作品なども見つかります。
コスパ最強【U-NEXT】かも 価格比較表
サービス名 | 月額料金(税込) |
---|---|
U-NEXT | 2,189円 |
Netflix | SD 990円、HD 1490円 4K 1,980円 |
Hulu | 1,026円 |
Paravi | 1,017円 |
NHKオンデマンド | 990円 |
FOD | 976円 |
Disney+ | 770円 |
TELASA | 618円 |
dtv | 550円 |
Amazon Prime | 500円(1年契約 4,900円) |
※2021年5月11日現在の価格です。
月額料金だけを比較すると、U-NEXTは割高に感じますが、場合よってはトータルの支出が大幅に減る可能性があります。
U-NEXTのコスパが高いと言える理由は4つあります。
- 毎月1日に1200円分のポイント付与
- 40%ポイントバック
- 雑誌読み放題
- アダルトコンテンツ見放題
付与されたポイントの使い道は4つ。
- 新作映画のレンタル
- 電子書籍の購入
- 映画チケットの購入
- NHKオンデマンドの月額料金の支払い
保有ポイントを超えて、映画や電子書籍を購入した場合、40%ポイントバックされます。
例)
(電子コミック購入 5000円)ー(保有ポイント 1200P)=3800円×40%=1520P付与 ※商品購入から32日後に付与、月10,000Pが上限 、(iOSアプリから購入すると20%しかポイントバックされないので、iPhoneユーザーはブラウザから買った方がお得です)
「雑誌の読み放題」は100誌以上と多岐にわたり、「アダルトコンテンツ見放題」も、おまけ程度ではなく結構充実しています。(アダルトコンテンツはスマホアプリからのアクセスができません。ブラウザからのみアクセスできます)
そんなわけなので、人によっては「これだけでOK!」というくらいコンテンツが充実していて、トータルの出費はかなり抑えられる可能性が高いです。
個人的には、難しめの書籍の購入はおすすめしませんが(kindleのような、辞書やハイライトなどの機能が無いので)、漫画は価格が安いU-NEXTを使用しています。
テレビの見逃し配信なら【TVer】
TVer(ティーバー)は、民放各局(日テレ、テレ朝、フジ、TBS、テレ東)の、約350番組を視聴できる動画配信サービスです。
当初、50番組しか対応していなくて、「見れん番組多いな・・・」と、かなり残念な感じでした。
しかし、ここ最近は350番組ほど対応していて、かなり出揃ってる感があります。国内での利用者数は第2位と、トップのAmazonプライムに迫る勢いです。
- 視聴はすべて無料
- アカウントの登録不要
- 番組終了から7日間の見逃し配信
- 番組の冒頭と途中でCMが入る
ネットで話題になった番組を放送後すぐに後追いで見れるのは結構ありがたい。
ちなみに、2020年にTVerで最も再生回数が多かったのが以下の2番組だそうです。
- ドラマ部門
恋はつづくよどこまでも(TBS) 年間1878万回 - バラエティ部門
ロンドンハーツ(テレ朝) 年間1574万回
国内ドキュメンタリーは【NHKオンデマンド】
NHKオンデマンドは、国内ドキュメンタリー番組や教養番組の量と質が半端ないです。
- NHKスペシャル
- ノーナレ
- ドキュメント72hours
- プロフェッショナル 仕事の流儀
などのお馴染みのドキュメンタリー番組もさることながら、
- クローズアップ現代+
- 落合陽一とオードリー・タンの対談
- 岩合光昭の世界ネコ歩き
- 100分で名著
などなど、人によってはかなりそそる内容のドキュメンタリー番組や教養番組が多め。
また、放送中の大河ドラマや、過去の名作ドラマも視聴可能です。さすがに大昔のドラマは見れない作品が大半ですが、2000年代以降のドラマなら視聴可能なものが多いです。
ちなみに、NHKオンデマンドは、他の動画配信サービス内で契約可能です。対応しているのは、
- U-NEXT
- Amazonプライムビデオ
- GYAO
- ひかりTV
など。アカウント登録や、アプリのインストールの手間が不要なのが地味にうれしいところ。
「NHKオンデマンド」とは別に、「NHKプラス」という動画配信サービスもあります。「NHKプラス」の特徴は、
- テレビ放送との同時配信(30秒ほどタイムラグあり)
- 1週間の見逃し配信
- 自宅でNHKを契約しているなら誰でも無料で使用可
要はスマホさえあれば、いつでもどこでもNHKを視聴可能になります。
「送られてきてハガキに書かれているパスワードを入力して本人確認」する必要があるので、多少面倒ですが、お金もかからないので登録しておいて損はないかと思います。
放送中ドラマは【民放動画配信サービス】
- Paravi(TBS,テレ東)
- hulu(日テレ)
- FOD(フジテレビ)
- TELASA(テレビ朝日)
民放の番組はTVerで見逃し配信されていますが、2週間以上前のエピソードを観たいなら、各テレビ局の動画配信サービスと契約するしかない場合がほとんど。
テレビ放送が終わったドラマに関しては、NetflixやU-NEXTなど、他のVODで視聴できるものもあります。しかし、人気の作品は大体が独占配信だったりします(たとえば「半沢直樹」はParaviでしか観れない)。
過去の名作が視聴できないのは残念
「過去の番組を視聴できる」というのが、テレビ局の動画配信サービスの売りの一つだと思います。
ですが、現状では視聴できない作品が多いです。たとえば、ジャニーズが主演のドラマはほぼ見れません。日本のテレビの歴史はジャニーズ抜きには語れない部分があるので非常に残念ですが、さまざまな大人の事情があるのでしょう・・。
FDOやParaviで「木村拓哉」と検索しても有料の映画しか出てこない・・・。
民放動画配信サービスまとめ
以下に、各民放動画配信サービスの特徴をまとめておきます。
Paravi(TBS、テレビ東京)
- 月額 1,017円
- 無料お試し2週間
- ダウンロード可
- 同時視聴 最大1台
- レンタル作品 毎月1本無料
TBSはドラマに強く、「半沢直樹」「天国と地獄」「俺の家の話」「MIU404」など、着実にヒットを打ち続けています。テレ東のドラマは、刺さる人にはかなり刺さる独自路線のものが多め。
Paraviオリジナルコンテンツは、未公開映像を加えたディレクターズカット版のドラマや、スピンオフドラマなど。
hulu(日テレ)
- 月額 1,026円
- 無料お試し2週間
- ダウンロード可
- 同時視聴 最大3台
米国で生まれた動画配信サービスです。2014年に日テレに売却されています。大本が米国なだけに、海外のドラマやドキュメンタリーが豊富、アプリも使いやすいです。最大で3台までのデバイスで同時視聴可能です。
huluでしか視聴できない、オリジナルのドラマが最近かなりいい感じです。ワンシチュエーションの会話劇「THE LIMIT」、コロナ禍の日本の日常を描いた「息をひそめて」、どちらも1話完結、30分以下で観やすいです。
FODプレミアム(フジテレビ)
- 月額 976円
- 無料お試し2週間
- ダウンロード不可
- 同時視聴 最大1台
- 雑誌読み放題
- 対象漫画読み放題
- 漫画全品20%ポイント還元
アプリが使いにくいという声が多いです。たとえば、「有料会員なのにCMが入るなんて最悪だ!」みたいな口コミが多いんですが、これは「有料会員用の動画」と、「見逃し配信用の無料動画」が同じタイトル、同じサムネで表示されてしまっていることが原因です。(有料会員なのにCM有の無料動画を見てしまう人が後を絶たない)
有料会員がログインしたら無料動画は表示されないような仕組みになれば解決するわけですが、なかなか改善されないんですよね・・・。いつか改善されることを願います。
TELASA(テレビ朝日)
- 月額 618円
- 無料お試し15日間
- ダウンロード可
- 同時視聴 最大1台
KDDIとテレ朝が組んで2019年から運営されています。見慣れないサービス名だと思われる方も多いと思いますが、もともとはauがユーザー向けに提供していた「ビデオパス」という動画配信サービスでした。
動画配信サービス未対応作品はDVDで
動画配信サービスは便利ですが、まだまだ対応していない作品が多いのが現状です。
ジブリ作品はNetflixで全世界配信していますが、日本と北米は大人の事情により観ることができません。カンヌ映画祭でグランプリを取ったような映画でも対応していない作品は多いです。
こういった作品を観るなら、現状はテレビ放送を待つか、DVDを買うか借りるかになります。
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